空間を音で埋め尽くすような焦燥感のあるアンサンブルにも耳が引き寄せられるが、やはり一番特異なのはヴォーカル。子供のような無邪気さと透明感のある声と、その声の長所を自覚しているであろうメロディの高低、リフレインがとても上手い。【MUSICA】

ギターロックにバイオリン＋シンセというイメージでしたが、イントロのリフから既に新しい試みが感じられ、海外のインディーロックと言われるところの雑多且つチルな要素も見え隠れします。MVに出てくる色とりどりのカセットも海の向こうのイメージを体現したものなのだろうなと思いました。【A-Sketch】

楽曲の完成度の高さには常に定評がある彼ら。今作の“GUNjYO”も、歌詞・メロディ共にバンドとしての個性がしっかりと発揮されていました。G＆Voの櫻井さんの無機質なようで、それでいて感情の色が見える高音の声も特徴的。彼らから繰り出されるループにはまってしまいそうです！【SPACE SHOWER TV】

メロディラインにもう少し突き抜け感がほしいですが、エッジの効いた楽曲の上にのるあどけなさの残るあまい歌声が印象に残りました。バイオリンがいるという他のバンドにはあまりない特色もありますが、もう少し楽曲にオリジナリティがあれば尚よし。【HIP LAND MUSIC】